大変だよたまちゃん。……サブウェイが食べたいのに近くに店がないよ。
あー……確かに少なくなっているよね。
もう最近では空港とイオンくらいでしか見ないし。
どうしてさ!あんなに美味しいサブウェイがどうして少なくなっているのさ!
海外ではまだ大丈夫だけど、日本だとコンビニがね……。
よし。なら今日は布教もかねてサブウェイについて詳しく説明しよう!
サブウェイとは!?
言わずと知れた「サンドウィッチ専門店」サブウェイ。
※実は「サブマリンサンドウィッチ」の略
世界中に約43000店を展開している世界最大級の飲食チェーン店です。主にアメリカを中心として南北アメリカ大陸に展開し、アジアやヨーロッパ圏にも手を伸ばしている。
世界の店舗数を比べたらなんとあの「マクドナルド」よりも多い。
ニューヨークとかに行ってみると30メートルに1店舗くらい立っていることに気が付くよ。
〇日本ではサントリーが運営していた。
1992年にマスターフランチャイズ権を獲得したサントリーホールディングスが日本で運営を開始しました。
2014年頃までに日本でも大量展開されていったサブウェイは
「店舗がコンパクトで出店が容易」という特徴も持っています。
揚げ物とかがないから厨房とかも必要なかったからね。
狭い範囲で出店できるらしいよ。
ならなおさら店が減った理由がわからない……。
自分だけのオリジナルサンドウィッチ
サブウェイ最大の魅力と言えば「トッピングのオーダー」が挙げられるでしょう。
- BLTなどの大まかな種類を選択
- パンの生地を選択
- ベーコンやチーズなどのトッピングを選ぶ
- 野菜のトッピングを選ぶ
- ピクルスなどの薬味を選ぶ(無料)
- ドレッシングを選ぶ
以上のように細かなオーダーがあることから「自分だけのサンドウィッチ」を作ることができます。
〇野菜のサブウェイ
豊富な野菜を摂ることができるという点もサブウェイの特徴です。
同じファストフードであるマクドナルドなどは「絶対に身体に悪い」と断言できるような商品を扱っていますが、
「ジャンクなのにヘルシー」
という理由から2010年頃を境に多くの人々に好まれるようにもなりました。
突然の大量閉店
しかし現在のサブウェイにあの頃の栄光はありません。
2014年に480店舗展開されていたサブウェイは、2019年にはなんと221店舗まで減ってしまっています。
赤字も続いたことでサントリーがサブウェイの株を手放してしまい、
現在は本社サブウェイインターナショナルグループが主導しています。
〇コンビニの台頭
日本の特徴の一つに「コンビニ文化」があります。
海外のコンビニではあり得ない程に充実した品揃えを持つ日本のコンビニにもサンドウィッチはもちろんあります。
それどころか、サンドウィッチ以外のサイドメニューもコンビニの方が安く簡単に手に入ってしまいます。
サンドウィッチの質だけを考えれば間違いなくサブウェイに軍配が上がりますが、
「総合力と安価さ」
によってコンビニがシェアを奪っているのが現状です。
確かにサンドウィッチ食べたいと思ったらコンビニに向かうよね。
セブンのサンドウィッチは色々と騒動があったけど……。
他にも日本人がパンタイプのサンドウィッチに慣れていないという理由もある。
日本でサンドウィッチといえば白くて薄い生地だしね。
実はパンじゃない!?
「サブウェイはパンではない」と判定したのはアイルランドの最高裁判所です。
実はアイルランドには「付加価値税法」という法律が存在し、商品によって細かく税率が変わってきます。生活必需品であれば減税、趣向品であれば増税となるのです。
- パンと認められた場合の消費税:2%
- 趣向品(お菓子)とされた場合の消費税:13.5%
以上のようにパンか否かで圧倒的な税金の差が出ることになります。
しかしアイルランドの法律は厳しく、
「小麦粉の重量の2%以上の砂糖が入っていた場合はお菓子とする。」
と厳格に決められてしまっており10%近い砂糖を含んでいるサブウェイのパンは「お菓子」と認定されることになりました。
サブウェイ側も2006年から上告し続けたけど、2020年になってついに最高裁判所でも棄却されてしまったのだよ。
サブウェイって美味しいよ!
苦境に立たされているサブウェイですが、あの魅力的なサンドウィッチが日本で食べられないとなれば残念でなりません。
そこで、
以下に布教のために「サブウェイの魅力的な5パン5種」を紹介させていただきます。
- ホワイト
プレーンな味わい。北海道産の小麦を使用したコッペパンです。
癖がなく、どんな食材にも合う王道中の王道です。 - セサミ
ホワイト+ごま。風味と香ばしさが追加されたコッペパンです。
和風のサンドウィッチなどに合う。 - ウィート
小麦の香りが特徴的。小麦胚芽がはいっており、色合いも他と比べて茶色いコッペパン。 - ハニーオーツ
ウィート+ハチミツ+押麦+大豆。強い小麦の香りとほんのりとしたハチミツの甘みが特徴的なコッペパン。パンだけでも十分に美味しい。 - ツラットブレッド
真っ白いピザ生地のようなパン。他4種とは違いコッペパンの形をしていない。もちもちの食感が特徴的で、カロリーも最も高い。
あたいはセサミにえびアボカドを挟むのが好き!
多種多様な方々の趣味趣向に合わせたトッピングを用意するサンドウィッチ専門店はこの世に二つとありません。
最近ではコンビニ大手セブンイレブンの「ステルス値下げ」が話題となり、コンビニに対する見方も変わってきています。
ひょっとすれば「やっぱりサンドウィッチは専門店がいい」と思えるようになる機会かもしれません。
因みに私はBLTが大好物です。
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