ボボボーボ・ボーボボってこんな作品!
ボボボーボ・ボーボボは週刊少年ジャンプ連載のギャグマンガです。(作者:澤井啓夫)
鼻毛真拳の継承者である主人公の「ボーボボ」が悪の組織マルゲリータと闘う話です。
特徴は、理解不能のギャグ。
作者は「なんでもやって笑わせる」と言っていたそうだが、その自由過ぎる展開を理解できる者などおらず、今なお伝説として語り継がれる作品となっています。
第1部21巻+第2部7巻。
スポンサーの撤退
ボーボボの放送期間は2003年から2005年。(テレビ朝日)
当時の子供たちに大人気となりましたが、諸事情により打ち切りとなってしまいました。
その理由は2005年4月からスポンサーが一つもつかなくなってしまったからです。
CMは専ら自社の宣伝とACだった。
子どもたちに見せたくない番組ワースト上位
「小中学生と親のテレビ番組に関する意識調査」にて「子供に見せたくない番組ワースト上位」に輝いた。
当時のPTAのコメントが
「こんなの見たら頭がおかしくなる」
であったそうです。
あたいボーボボ好きだからさ。
……本当のこと言うのやめてよね。
さらに2003年の瀬戸内海放送番組審議会にて。
〇番組の狙いが何かわからない。ストーリーに脈略もない。大衆メディアとして最も影響力のあるテレビですからもっと文化レベルの高い番組を願う
〇2回見てみた。このナンセンスもののどこが面白いのかまったく理解できない。同じ時間帯でまともな造りで高視聴率の番組もある。そういう方向を目指すべき。
〇これほど理解不能な番組は初めてだ。要するにストーリーとか風刺とかがなくて単なるギャグでは仮に面白いとしても意味がない。
〇こんな番組が子供達に対してどんな影響を与えるのか心配だ。放送基準の青少年への悪影響という項に触れないか。
理解できないのは当たり前なんだよなぁ。
…などとコメントされています。
スポンサー0で半年
上記に上げたPTAからのもっともな苦情によってスポンサーが0となったボーボボ。
スポンサーが0ということは単純にお金を出してくれる企業がないということであり、資金がなくなったアニメは打ち切りの定めにあります。
しかしどういうわけだか最終回までの半年間、お金を出してくれる相手などいないはずなのに放送が続行されました。
理由は明確にはなっていませんが、一説では「どうしてもボーボボを続けたいスタッフや放送局がお金を出し合っていた。」と言われています。
ファンからは「ただでは終わらないのがボーボボらしい」や「作品だけでなく放送のされ方もぶっ飛んでて笑える」との声が上がりました。
自由過ぎる現場
〇監督
- 「こんなのやってたら頭おかしくなる」
〇声優
- ボーボボ :子安 武人 「どんなアドリブを入れてもNGをだされなかった」
- 首領パッチ:小野坂 昌也 「最高の作品。子安さんとはどちらが目立つか転がし合いをしていた。」
上記の他にも一回限りの出演者までもが全力で転がしに来ていたそうで、
誰もが本気で取り組める愛された番組であったことが伺えます。
個人的にめっちゃ笑ったシーン
意味わからんすぎて笑う。
このリーゼントの名前は「軍艦」。
ボーボボの幼馴染であり因縁の相手。
思わせぶりに怪我を主張し、過去繋がるのかと思いきやそれは今しがたできた傷であり、それでもシーンは過去へと続く。
ダメだ。説明聞いているだけで脳がバグる。
結局ボーボボってどんな作品?
ボーボボを一言で表すと…表すと……。無駄なことに脳を使うのはやめましょう。
聞くところによると「ボーボボは歌舞伎である」と述べた人間がいるそうですが、少なくとも私には理解できませんでした。
余談ですが、ボーボボ6巻の
「キバハゲデュエル」
を理解できた人間がいたのなら是非とも解説を聞いてみたいものです。
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