数字が読めると本当に儲かるんです!

本の紹介
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こんにちは諸君。エージェントたまだ。

早速だが諸君、「数字」つまりはお金の計算はできるかな?

まてまて。難しい話はしないから、少しだけ聞いてくれ。

「数字アレルギー」を持っている人間が多いことは知っているし、実際私もそうだった。
だが今回の話はそんなに小難しい話ではないし、それでいてためにもなる。

さて、では初めに一冊の本を紹介させていただこう。
「数字が読めると本当に儲かるんですか?」

……どうだい?
思ったよりも簡単そうな表紙だろう?

ハッキリ言ってこの本は相当完成度が高い。
簡単な内容であるにも関わらず、多くの社会人が気づかない点について的確に説明されている。

「この本を読んだか否か」これ一つで随分とお金に関する見解が変わってくるはずだ。
ひょっとすれば、会社がやっていることが見当違いであったことに気が付いてしまうかもしれない。

それでは以下に本の紹介を綴らせていただくとしよう。

エージェントたま
エージェントたま

今まで紹介してきた本の中でもかなり実用性が高いと断言できるぜ!

ここがスゴイ①利益のマジックについて

〇突然だが問題だ。
問.10,000円で仕入れたものを11,000円で売る。
  儲けはいくらになるでしょう?

……その通り11,000円-10,000円で答えは1,000円だ。

数学ならば確かに正解だ。小学生でも答えられるだろう。

だが残念なことに、実際のビジネスの場では不正解だ。

〇もう一つ問題を出そう。

問.ある会社が1,000円で商品を仕入れ、1,100円で販売した。
  しかし利益は赤字(マイナス)になってしまった。
  これは何故でしょう?

………わかったかな?
この質問の仕方は少々問題があるのかもしれないが、真に理解できている方なら私が何を言わんとしているか理解できるはずだ。

もしできていないのであれば、即刻「数字が読めると本当に儲かるんですか?」を読破することをススめる。
できるだけ早く読んだ方がいい。でないと今この瞬間にも損をしている可能性が大いにある。

一応キーワードとして『固定費、変動費、限界利益、営業利益、経常利益』などと記載しておくが、こんな言葉の羅列を見たら最後、「数字アレルギー」が発症してしまうだろう。

以下に箇条書きで要点をまとめるが、「短くした分だけ読者の理解力と知識を要求する」という真理があるため、苦手な方には是非とも本から入ってほしい。

  • 売上=入ってくるお金
  • 費用=出ていくお金
  • 固定費=費用から変動費を差し引いたお金(人件費など)
  • 変動費=費用から固定費を差し引いたお金(販売管理費用など)
  • 限界利益=売上-変動費
  • 限界利益率=限界利益÷売上×100(100を×のは%を出すため。)

〇売上
これはそのまま入ってくるお金。商品の売却価格だ。

〇費用
出ていくお金。会社の運営や商品の仕入れ販売にかかる全ての支出の合計。

〇固定費
人件費や土地、建物代などの商品の売買にかかわらず一定して発生する費用のこと

〇変動費
商品を売買した時にだけかかる費用のこと。
例:郵送代金や包装代金など

〇限界利益
販売した商品から販売にかかった支出を差し引いて出た本当の利益。

〇限界利益率
商品の儲けパワーを数値化した物
どれ程売り上げたとしても、これが高くない限り利益はでにくい。

以上が本書の全てと言っても良いが、簡潔に書くとわかりづらいと思うので、やはり実際に読んでみることをおススメしたい。(限界利益に注目)

ここがスゴイ②会話ベースの進行と実践的な内容

素晴らしいことを教えよう。

なんと本書は最初から最後まで物語のような会話形式で描かれている。

わかる方もいるかと思うが、教科書を開いた瞬間に「うわぁ…読みたくねぇ」と感じる感覚。

まずあの感覚がない。

前置きだけは存在するが、嫌ならそこは読まなくても十分理解できるようになっているため、初めから会話形式の本文に入ってしまっても構わない。

「まずはとにかく読み始めてみて!」が適切な内容になっている。

もう一つ加えるならば、主人公は作者がモデルになっているのだが、盛っているのかもしれないがなかなかにユニークなキャラになっているため、見ていて飽きない。
純粋に「この人この先どうなるんだろう?」という物語気分だけでも続けられる。

〇実際に会った作者の体験談

儲からなくて人生の崖っぷちにたった作者の実体験をモデルとしているだけに、通常の本ではあり得ない程実践的になっている。
正直この作者と全く同じ状況にいるという方も、今まさに存在すると思われる。

ここがスゴイ③メルカリでも使える!

「数字がわかると本当に儲かるんですか?」の真髄はその応用力にある。

この本で学べる数字の知識を活用できる場所は、仕事に限らない。

「メルカリ」「ラクマ」などの流行りのフリマアプリ。

不要な物をお金に変えたり、少々印象は良くないが「せどり」や「転売」にも本書の知識は大いに役立つと断言できる。

というよりも寧ろ、ネット販売だからこそ最も役に立つといっても過言ではない。

誓ってもいいが、この本を読んだ初心者と読んでいない初心者を比べたならば、年間の営業利益は倍近くも変わってくるだろう。

さらに「めちゃくちゃ売ってるのにお金がない!」と思っていたならばドンピシャだ。

まとめ

いかがだっただろうか?

個人的にはこの本は「管理職になりたての社会人」や「個人で物販をやっている、これからやる」という方には超おすすめだ。

私が務める会社の管理職の中にも、本書の作者の垢を煎じて飲ませたいような人間はいるし、友人らの話を聞いていると他企業もわかっていない上司はいるようだ。

「数字がわかると本当に儲かるんですか?」

はい。儲かるんです。
少なくとも今よりは確実に。
たとえそれが片手間のバイトだろうと本職だろうとすべからく。

お金=簿記などの難しそうな資格
と考える方は多いですが、お金の本質は本来そういった「資格」にはない。

もちろん簿記は知識としても役立つ優秀な資格で取れるに越したことはないが、それを取らなくとも十分に武器になり得る知識はあるのだ。

エージェントたま
エージェントたま

そういえばネット試験受けたけど…なんだろう?ペーパーより難しいよねあれ?

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