現実になった都市伝説3選

まとめ記事
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誰もが知っている都市伝説と言えば「口裂け女」でしょうか?

他にも「トイレの花子さん」などもありますが、どれも幼少期の私にとってはトラウマとなっています。

これらは完全な空想ということで片づけられているものの、

世界には現実となった都市伝説も多数存在しています。

そこで今回は、「現実に起きた都市伝説」を3つご紹介しましょう。

顔無しチャーリー(グリーンマン)

1920年頃、アメリカのペンシルベニア州にて囁かれるようになった奇妙な噂。

出自はなんとアメリカ兵からだと言われており、

「顔無しチャーリー」または「グリーンマン」と呼ばれる人物が、緑の光を発っして夜道を徘徊しているという都市伝説だ。

〇都市伝説の顔無しチャーリー

  • 緑の光を放つ謎の人物
  • 夜道を徘徊している
  • 顔はのっぺらぼうで大きな穴が空いている

この話には特に実害は語られておらず、顔無しチャーリーを見たら死ぬだとか、そんな後述もない。

しかしそれはある意味当然。

なぜならこの話がほとんど実話そのものであるからだ。

〇モデルとなった事故

  • 1920年頃、レイモンド・ロビンソンという9歳の少年が電線に接触し、1000ボルト程の電圧を受ける。
  • なんとか生き延びたものの、目と鼻を失い、顔には緑色のシミが浮かび上がり、片腕も変形してしまう。
  • 緑のシミは暗がりではやや光って見えたと言われている。
  • 人との接触を避けるために、夜に外を出歩くようになったが、レイモンドに出会った人は驚いて逃げて行ったという。
  • 74歳まで生きた。
エージェントたま
エージェントたま

見てわかる通り、都市伝説と実在の事故が完全に一致している。

不幸な事故だけど、それを知らない人達が噂してうまれた都市伝説さ。

ちーバニー
ちーバニー

映画「マスク」とかってこれの影響を受けているのかな?

CROPSEY(クロプシー)

言うこと聞かない悪い子は……夜中迎えにくるんだよ……ゲゲゲッゲゲゲッゲッゲッゲ~」

のリズムでおなじみゲゲゲの鬼太郎の歌詞の一節として使用されているこの一文。読者の中にも子供時代のトラウマになったという方がいるかもしれない。

クロプシーとは子供に対する海外版の脅し文句となった都市伝説だ。

〇都市伝説のクロプシー

  • アメリカの精神病院からの逃亡患者(ウィローブルック精神病院)
  • 夜な夜な町を徘徊して子供を狙っている
  • 手に持った斧や鉤爪で襲い掛かる

日本でいう秋田の「なまはげ」と同様にアメリカでは有名なクロプシーだが、これには元になった話が存在する。

それが「アンドレ・ランド」という男が起こした児童誘拐事件である。

〇モデルとなった事件

  • ウィローブルック精神病院に勤務していた「アンドレ・ランド」という男
  • アンドレは子どもたちの世話を請け負っていた。
  • 1969年に9歳の少女を誘拐し、性的暴行を働こうとするが逮捕される。
  • 16年後に出所した直後、11人の子供を連れ去ろうとして再逮捕。
  • 10か月後再出所した後、12歳の少年を連れ去り殺害し終身刑となる。
  • アンドレの出所期間中には、他にも多くの子供たちが行方不明となっているがアンドレがやったという証拠はでていない。
エージェントたま
エージェントたま

なまはげは神聖な存在だから、厳密に言うと違いがあるけどね。

子供に言うことを聞かせるという役割は同じだね。

ちーバニー
ちーバニー

幽霊よりもこういう狂人エピソードの方が怖い!

ってかこれはキモい!

子供を躾けるためとはいえ、結構生々しい話を持ち出すんだねアメリカは……。

バニーマン

日本語で「うさぎ男」などと書くと非常にシュールなイメージを持ってしまうが、英語圏の都市伝説には「……マン」という名称が非常に多い。

「バニーマン」の都市伝説もその一種だ。

ちーバニー
ちーバニー

あたいじゃないぞ。

〇バニーマン

  • ウサギの顔に人間の身体を持った化け物。
  • またはウサギの着ぐるみを着ている狂人。
  • 斧やチェーンソーで遭遇した人を襲う。
  • 捕まえた人間を宙づりにしてからもてあそぶようにして殺害する。
  • フェアファックス・ステーション・ブリッジという橋に現れる。
    (バニーマンブリッジとも呼ばれる)

〇モデルとなった事件

  • 1904年に刑務所から2名の受刑者が脱走した。
  • 逃亡先と思われるフェアファックス・ステーション・ブリッジ付近で多数のウサギの死骸が発見される。
  • その付近で斧を持った状態の受刑者1名の遺体が発見される。
  • 他の受刑者を発見することはできなかったが、定期的にウサギの死骸が発見されるようになった。
エージェントたま
エージェントたま

映画化もされていて、無機質なうさぎ顔から繰り出される残虐行為が衝撃的な作品になっているよ。

ちーバニー
ちーバニー

……「チェーンソー」カチッ。

火のないところに煙は立たない

  • 顔無しチャーリーはほぼ実話
  • クロプシーは児童誘拐犯
  • バニーマンは脱走した囚人とウサギの死骸の複合
ちーバニー
ちーバニー

あたい的にはバニーマンが一番怖かったよ。色んな意味で。

エージェントたま
エージェントたま

バニーマンの話は実話だけでも普通にホラーだからね。

結局どうしてウサギが殺されているのかわかってないし。

ちーバニー
ちーバニー

顔無しチャーリーはかわいそうな話だったね。

実は日本の口裂け女も、本当に事故で口が裂けてしまった人をからかって噂が広まっただけだとしたら酷い話だね。

エージェントたま
エージェントたま

可能性はあるかもしれないね。

ただ、口裂け女の場合は実害が語られるケースも多いから、ホラー好きの日本人の完全創作だと思うけどね。

コメント

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