電子決済の流行する現代。
今や現金払いをする人の方が少なくなりつつあります。
しかしだからこそ「現金使う場面がなさ過ぎて消費できない…」となるときもあるでしょう。
私自身もできてしまった少額の現金を使う場面がないため、一度財布が膨らむとしばらく膨らみ続けていることに悩まされました。
そこで今回は「もしも現金で支払うことになった時、残る小銭を少なくする方法」をお伝えします。
ちょっとした計算ですので簡単な頭の体操になるかもしれません。
1円玉とかは自販機でも両替でもつかえないもんね。
一の位から支払う
一つ目のポイント!
お金は一の位から順に支払うようにしましょう。
例:会計が113円の時、まずは一の位である3円から支払います。次に十の位の10円、最後に百の位の100円を支払います。十の位のみ持っていなかった場合はそのまま百の位を支払います。
※時持ち金が1000円札1枚と1円玉3枚しかなかった場合、その全てを出すことでキリの良い額が残ります。(100円玉8枚+50円玉1枚+10円玉4枚)
もしも1000円札だけ出した場合は1円玉2枚と5円玉1枚が多めに残っちゃうね。
例2:114円支払う時に持ち金が500円玉1枚+10円玉1枚+5円玉1枚であった場合。
まずは1の位の4円を支払うために5円玉を出し、その後10円、500円と支払います。
そうすると100円玉4枚と1円玉1枚が手元に残ります。
ピッタリまたは5円玉を支払う
ポイント二つ目は、ピッタリか5円玉を狙うです。
お釣り通りピッタリと払えるのが理想ですが、実際はピッタリ払えるだけの小銭を持ち合わせていることの方が少ないです。
そのため、キリの良い数字である5円を狙って支払う方法です。
例:会計は117円で持ち金が500円玉1枚+10円玉2枚+1円玉2枚の場合。
手持ちに7円を支払う方法はないため、1の位で5円を作れるように支払います。7円とは5円+1円+1円ですので、手持ちの1円玉2枚を出すことによって5円玉を一つ作れます。
- 「6円=5円+1円」であるため、1円を出す
- 「7円=5円+2円」であるため、1円を2枚出す。
- 8円であれば1円玉3枚
- 9円であれば1円玉4枚
足りない場合は繰り上げ
残りは会計115円と手持ち500円玉1枚+10円玉2枚となります。
先程1の位に5円残りました。このように一の位に数字が残った場合は一の位を0として代わりに十の位に繰り上げます。「会計は120円」と考えるわけです。
こうすることで十の位の20円に対応する10円玉2枚と残りの500円玉を支払うことができます。
お釣りは100円玉4枚と5円玉1枚となり、最小数の小銭を獲得できます。
ちょっと練習問題やってみよう!
練習問題
①会計65円 持ち金100円玉1枚+10円玉2枚+1円玉3枚
②会計75円 持ち金は①と同じ
答え
①100円玉1枚と10円玉2枚を支払う。
一の位の5円に対応する数字がないため、繰り上げて十の位が70になる。70に対応する20円を10円玉2枚で支払い残り会計は50円。ここでも対応する数字がないため繰り上げて会計100円と考える。
100円を支払えばお釣り50円玉1枚+5円玉1枚
②100円玉1枚を出す
一の位の5円に対応する数字がないため繰り上げて会計80円。しかし80にも対応できないためさらに繰り上げて100円。と考えます。
お釣りは10円玉2枚と5円玉1枚です。
千の位になろうが万の位になろうが計算は一緒です。
小銭計算を極めて財布を軽くしよう
まとめ
- 一の位から出していく
- ピッタリでない場合は5を作る
- 0にならなかったら繰り上げる
以上です。
また、1の位から出していくことで店員さんが清算に移るのを防ぐことができます。
「本当はまだ小銭出したかったのに…」という事件を防ぐことができます。
SNS上ではたまにこうやって出されるの嫌っていう店員の書き込みがあるけれど…暇だとそんなことも気になるんだなって…。
やりがいもなくやっていると、なにかしらケチをつけたくなるものだからね。
ただまぁ最近だと現金支払いなんてほとんどないから、現金を用いるときは気をつけないと本当に財布に大量の小銭が残り続けるからね。
使える知識だと思うよ。
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