回転しない回転ずし!?スシローの次世代型店舗計画!

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スシローが凄いことになっている!!という話を知っていますか?

来たるAI時代は寿司業界にも変革を起こす!

今回の記事では現在まさに変化しようとしている寿司業界の大手スシローの「次世代構想」について解説いたします。

寿司屋⇒すし太郎⇒スシロー

スシローは元々は別の店名でした。

1975年に創業された個人経営の寿司屋が、テイクアウトなどのサービスを始めたのを期に「株式会社すし太郎」として運営されるようになりました。しかし「永谷園」の商品名と一致してしまったがために訴えられてしまい、再度の店名変更で「すし郎」となりました。

この時、同時に経営していた「あきんど」という名の店があったのですが、最終的に両方の店を一つにして現在の「あきんどスシロー」が生まれました。

エージェントたま
エージェントたま

因みに「あきんど」も「すし郎」も売っているものはそんなに変わらなかった。

次世代型店舗構想①自動会計システム

一つ目に紹介するのは会計の完全自動化です。

お客が寿司をレーンから取った時点で自動的に認識して数を数えます。
その際に映像も保存しておくことでお客様との枚数認識の違いを照らし合わせることもできるようです。

会計時には席でレシートが発行され、それに記載されたQRコードを出口の機械にかざすことで清算を完了します。

また、テイクアウトにも対応しており「自動土産ロッカー」という物を設置し、スマホで注文するとQRコードが発行され、それをロッカーにかざすことで清算と商品受け取りの両方を完了できるシステムが制作されています。

ちーバニー
ちーバニー

ウーバーイーツなんかの待ち時間短縮にもなるね!

次世代型店舗構想②自動配膳システム

その名の通りお客様の席まで自動で寿司を届けてくれるシステムです。

注文をした際に席まで届く「新幹線」モチーフの機械をご存じな方は多いと思うのですが、あのシステムは各レーン毎に独立しているため、それを一つにしてしまうシステムです。

「間違えて別のレーンに皿を置いてしまった」という人的ミスを失くし、尚且つ従業員の負担までも軽減してしまうアイデアです。

ちーバニー
ちーバニー

……でもなんか普通に思いつきそうな気もするけど?

エージェントたま
エージェントたま

思考と視点の差異だろうね。その業務に携わっていると見えてこないアイデアにたどり着いたって話さ。

次世代構想③寿司ロボットの導入

自動で寿司を握り、さらに盛り付けまでしてくれるロボットの登場です。

シャリを握るだけの物なら今までも存在しましたが、このロボットは

「色によって値段設定がされている各色の皿」にネタを認識して自動で盛り付けてくれるシステム

までも導入されています。また、全自動揚げ物システム「オートフライヤー」や自動で軍艦巻きを作成してくれるAIもあります。

エージェントたま
エージェントたま

既に「伊丹荒牧店」にて導入されているのだ。

〇回転レーン事態を失くす動きもある!?

回転ずしの看板ともいえる回転レーンだが、これをも失くしてしまおうという動きが出ている。
現時点ではスシローの「次世代店舗構想」の中に廃止の予定はないようだが、

既にかっぱ寿司の一部店舗などではこれが導入されており、フルオーダー制の店舗が実現しつつある。

エージェントたま
エージェントたま

スシローはあくまでも「回転ずし」として楽しんでもらおうというスタイルのようだ。

けれどAIが全てを認識してタッチパネルで注文したものが全自動で席まで届けられるようになったのならば、わざわざ回転している寿司を取る必要があるのだろうか?

ちーバニー
ちーバニー

かっぱ寿司ってシステム導入は早いよね。回転ずしも走りだったよね。

どんなメリットがあるの?

次世代構想によるメリットは以下です。

〇お客様視点

  1. 会計時やテイクアウト時の待ち時間短縮
  2. 注文してから届くまでの時間も短縮
  3. 他人との接触が少なくなる

〇スシロー視点

  1. 人的リソースの削減ができる
  2. 従業員一人当たりの労働量が軽減される

店側から見ても消費者側から見ても、無駄な時間の削減が主な要因になります。

最近ではコロナウイルスの影響でテイクアウトが増えているため、こちらについても全自動化されると楽になります。

エージェントたま
エージェントたま

スシロー側としては人手不足が最大の課題……とか言われてもいるから、これができたら解消されそうなのもある。

加速するAI時代

ここまでスシローの全自動化について解説をしてきましたが、AIの進歩は目を見張る物があります。

最近話題になった『2030年すべてが「加速」する時代に備えよ』という本がありますが、あれに書かれているようなことが全ての業界で起こることになります。

従来の仕事は失われ、代わりに新たな仕事が生まれていく。

「変化する未来をどう生きていくか?」今を生きる私たちにとって、避けることのできない課題となるでしょう。

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