実際の事件として扱われた幽霊にまつわる事件3選

幽霊にまつわる数々の事件

皆さんは幽霊を信じていますか？

もしも信じているのであれば興味が出て、信じていないのであっても好奇心を向けずにはいられない事件を3つご紹介します。

特に③の「リアルエスター事件」はホラー映画「エスター」が現実になったとされている謎の多い事件です。興味をそそられることは間違いないでしょう。

①ハマースミスの幽霊事件

1803年。ハマースミスの教会近くの墓場にて「幽霊が出没する」という証言が相次いだ。

目撃者曰く「幽霊は全身が真っ白だった」とのこと。

「突然幽霊に手足や首を掴まれた」

という報告もあり、雑誌にも掲載された。

〇正体を暴こうとしたフランシスという男性

1804年。幽霊の正体を暴くためにショットガンを装備して毎晩境界付近の警備を開始したフランシス・スミスという男がいた。

しかしある日の夜に「白い服を纏った一般人」が付近を通ったため射撃してしまう。

勿論男性は亡くなってしまい、フランシスは死刑宣告を受ける。

②コロンビアの一家三人殺害事件

1996年のコロンビアにて「一家三人殺害事件」が発生した。大捜索をしたものの犯人は見つかることなく捜査は打ち切られ、事件は迷宮入りになる。

しかし2年程経過した時、事件のあった屋敷周辺に数名の子供たちが頻繁に出入りするようになった。（立ち入り禁止で中には入れない）

警察官が理由を尋ねると、子供たちは

「いつも僕たちに『遊ぼう』って屋敷の中から手を振ってくる女の子がいるんだ」と証言した。

さらに数日経過すると、別の人間からも目撃証言が相次ぎ始めた。2年前の事件で亡くなった娘だと断言する者も現れた。

〇犯人の自主

女の子の幽霊の目撃証言が相次ぎ始めてから数日して、犯人が自主をした。

理由は「最近、殺した女の子が俺の枕元に立つようになった。俺が自首しないと天国に行けないって言うんだ」とのことだった。

最初は戯言だと思った警察だったが、犯人しか知りえないはずの当時の細かな内容を語ったことから男は犯人であると断定された。

③エスター事件1

映画エスターというホラー映画が現実に起きたとされる事件。

〇映画エスターについて

孤児の少女エスターに関わった人間が災難に見舞われる物語。夫婦が孤児院からエスターという少女を養子に迎え入れるものの……という話。

〇現実のエスター事件

2010年のアメリカにて二人の夫婦が8歳のウクライナの少女「ナタリア・グレース」を養子として迎え入れた。しかしナタリアと関わる中で夫婦の違和感が加速する。

1. ナタリアは小人症であり、身長は90cm程だった。
2. ナタリアは同年代の子の遊びに興味を示さず、大きな大人との会話を好みんだ。
3. 8歳では知りえないであろう知識を数多く持っていた。
4. ウクライナで育ったにもかかわらず英語に訛りがなかった。
5. 女性特有の「月経」の血が付着している時があった。
6. 8歳とは思えない程体毛が濃かった。

以上のことから知り合いの医師に検査を依頼した夫婦であったが、

骨密度検査の結果ナタリアの身体年齢は22歳と診断された。

③エスター事件2

しかしここからナタリアの態度が徐々に変ってくる。

1. 小さい子への暴行
2. 自身の血を顔に塗りたくる
3. 血で夫婦を侮辱する言葉を鏡に書く
4. 寝室に忍び込む
5. 夜な夜な夫婦が毎朝飲むコーヒーに漂白剤を入れていた（毒殺しようとした。とナタリア本人が証言している。）
6. 電柵に夫婦を押し付けようとした

以上のことからナタリアを成人として認めるように訴えた夫婦は、
ナタリア一人を残してカナダに移住した。しかしナタリアの家の家賃や光熱費などは支払いを続けた。

〇終わらない恐怖

1. 2013年にナタリアの連絡が途絶える
2. 2015年に夫婦が離婚する
3. 2019年ナタリアの訴えにより育児放棄の罪で元夫婦が逮捕される　※当時22歳と診断され、成人と認められたはずのナタリアの診断書が何故か11歳と表記されていた。

〇現在もまだ子供のナタリア

逮捕後も裁判は未だ続いており、謎が多い事件の真相は明らかになっていない。
もしもナタリアが当時22歳であったならば現在の年齢は30歳となる。

しかし、現在のナタリアは別の家庭で子供として生活を続けている。

この世は不可思議で溢れている

1. ハマースミス幽霊事件は幽霊と見間違えた男の誤射による殺人
2. 一家三人殺害事件は、殺された少女の幽霊が犯人を恐怖に陥れる話
3. リアルエスター事件は、未だに真相がわからない闇の深い話