なまけ者はこれを読め!

本の紹介
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  • かッとなる性格を直したい。
  • ダイエットを継続したい。
  • 幸福になりたい。

そんなあなたへ贈る1冊。

やぁ諸君。私だ。エージェントたまだ。

早速だが諸君らに問いたい。

何かを持続しようと心に決めたのに、全く続けられなかった
という経験に覚えはないだろうか?

恥ずかしがる必要はない。おそらく地球上の8割以上の人間が同様に「ある」と答えたはずだ。

かくいう私もその一人。

勉強や運動が自分の将来にとってプラスになるとわかっていても、なぜだがやる気が起こらなかった。

……この一冊と出会うまでは。

スタンフォードの自分を変える教室

元スタンフォード大学の生涯教育プログラムの一環として始まった、

「意志力の科学」

という講座を元に、その講師を務めた「ケリー・マクゴニカル教授」が執筆した1冊だ。

以下に私がおすすめする理由を3つ記載するので、順に見て行ってほしい。

ここがスゴイ①心構えではなく科学的にやる気を出させてくれる!

世に出回る万を超えるであろう「自己啓発本」。

その全てを否定するつもりは勿論ないが、自己啓発本の多くが同じ内容、精神論、検証例1件の成功者個人の体験談などに満ち溢れていることは君たちも知るところだと思う。

ところが「スタンフォードの自分を変える教室」という本。

これは自己啓発本であって自己啓発本ではない

この本は

「アメリカの最先端技術と万を超える検証によって生み出された科学書」

ともいえる一冊だからだ。

  • 私個人はこう考えています。
  • こう考えたら成功しました。私の経験では…

といった上記2点のような曖昧な物とは違う。

実証された研究結果を元にして作られた。自身を変えていくためのプロセスが記載されているのだ。

ここがスゴイ②受講生の97%が変化を実感!

意志力の科学の講座が開かれてから僅か4週間後のアンケート。その結果は驚異的な記録を叩き出す。

  • 「自身の行動を以前よりも理解できるようになった」・・・97%
  • 「以前よりも意志力が強くなった」        ・・・87%

となった。

「優秀なスタンフォードの学生達を対象にしたから結果が良かった」……だって?

それは違う。

この講座は開かれた物であり、学生の家族、友人、ひいてはネット口コミと広がったことで、

多種多様な年代、職種の人々が参加するようになったからだ。

それでも尚アンケート結果は好成績を維持し続けた結果、

60万部のベストセラーになるまでに至ったわけだ。

因みに、あまりの人気から講座は週に4回開かれるようになったとか。

以下講座参加者の声。

  • 30年以上悩んでいた甘いもの中毒を克服できた。
  • 子供に対して怒らなくなった。
  • 毎日エクササイズを続けられるようになった。  等

ここがスゴイ③10週間トレーニング!

ここまでさんざん使ってきた言葉「意志力」。

それは大きな目標や夢に向かって進むために自身をコントロールする力。

自身をコントロールするためには、自身の感情の状態を理解し、何が本当に必要な事なのかを取捨選択する必要がある。

本書には意志力を高める物質は「ドーパミン」であると記されている。

ドーパミンとは幸福感を刺激する分泌液であり、別名「幸せホルモン」とも呼ばれているとある。

反対に不幸感を刺激するのは「ストレスホルモン」これはそのままだ。

ドーパミンが分泌されることで、人は本当の幸福を理解する。

それは今まさに手に持っているチョコレートの甘さではなく、休日にぼんやりとゲームに勤しむ時間に対して感じるものでもない。

未来の自分の理想像を夢想し、それに向かって近づくことで感じられるものであり、それこそが本当の幸福を得られる方法なのだと脳が変化していくからだ。

して本書に記載された10週間トレーニングとは、つまるところ

  • 「如何にドーパミンを分泌させるか」
  • 「そのためにはどのような行動をすればよいのか」

を10週間のトレーニングマニュアルで指導してくれるところにある。

感情論ではなく、科学的に立証されたドーパミンの分泌方法を懇切丁寧に教えてくれるというのだ。 

ただトレーニングをやりさえすれば、あなたが人間である以上ドーパミンが分泌される

これほどにわかりやすい本が他にあるだろうか?

この先は読まないで

……この手法は本書でも使われている。

意志力の限界についての章だ。

何かをするなと言われた時、たとえば

「しろたまの知恵ブログの事を考えないで」

と言われたとして、それを頭から追いやることは可能だろうか?

いいや無理だ。簡単だと思った時点で既に考えてしまっている。

駄目だとわかっていること程脳裏に焼き付いたように離れない。

例をあげるなら、

職場の上司や取引先の役員と話している時に、粗相をしないよう気を付けるあまり、返って酷い失敗を思い浮かべてしまう。

レストランのウェイターがコーヒーを零さないよう注意するものの、それが返って転んでお客様の顔にぶちまけてしまう想像に繋がるというものだ。

これの解決方法についてだが……

この先は本書にて読んでもらうこととしよう。

気軽なブログで長くなりすぎるのも良くないし、本で丁寧に説明されなければ見えてこないものもある。

いや、この場合は「読まないで」と言った方が賢明かな?

私からは以上だが、この記事で誰かの役に立てたのであればうれしい限りだ。

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